学生時代にボランティア活動をしていたことからODA(政府開発援助)の仕事に興味を抱き、また商社ならではの“どんな商材でも、輸出・供給する仕事”に魅力を感じ、その両方を兼ね備えた丸紅プロテックスを志望した。

仕事紹介

機材調達から引渡しまで案件を一括管理する

私が所属する国際協力プロジェクト部は、日本政府が実施する政府開発援助案件に特化し機材調達からトレーニングまでプロジェクトを一括で請け負っています。
日本政府は途上国の支援を目的として、直接または国際機関を通し、資金協力(贈与・貸付等)や技術提供を行います。贈与には無償資金協力と技術協力の形態があり、貸付には円借款や海外投融資など複数のスキームがあります。当課は主に無償資金案件と円借款案件に携わり、日本政府の調達手続きに従って、プロジェクト内容に沿ったプロポーザルを提案します。
私が初めて海外出張した案件は、CISのA国に対して放送機材を供与するものでした。機材到着前に受け入れ準備として現地に赴き、そのまま現場整備から据付・トレーニングまで管理業務を行いました。その後分野を問わず車両や医療と幅広く案件に携わっています。

やりがい

現地の環境改善とともに自分の成長を感じること

私の業務は施主とメーカーの間に立ち、機材調達から完工までプロジェクトを円滑に纏め上げることです。履行中は停電が頻繁に起きて機材に影響を与えてしまったり、鼠が電気ケーブルを齧ってしまい機材が壊れるケース等、日本では考えられない問題が発生することがあります。しかし現地の環境や文化を理解し、彼らの立場になって状況を把握することで問題解決に繋げます。履行中は予想外のことが起きて苦労も多くありますが、あらゆる問題に直面し解決してきたことで、自分の成長の糧となり、また大きな自信となりました。
私たちが納めた機材をその国の全ての人に届けることは出来ないですが、納めた機材が誰かの役に立っていたり、現地の環境が改善されていることこそODAの意義であり、やりがいだと思います。

丸紅プロテックスの魅力

将来なりたい自分をイメージすることができる

国際協力プロジェクト部に異動して4年、ODA案件に慣れてきたと感じる一方で、まだまだ知識不足を感じて自信を失ってしてしまうこともあり、成長ともどかしさを感じる日々です。しかし私が仕事を楽しいと思い毎日楽しく過ごすことが出来るのは、携わる案件に興味があるからだけではなく、一緒になって笑って、悩んで、支えてくれる人たちがいるからです。
また、『自分が正しいと思うことを納得いくまで挑戦してみて』と仕事を任せてくれて、困難に直面した際は的確なアドバイスで導いてくれる先輩方の存在も大きいです。信頼してもらえているという思いから、“期待に応えたい”、“成果を出したい”という気持ちに繋がり、やる気が出てきます。
こんな先輩になりたい、一生お付き合いしたい、と思える人たちに囲まれて仕事が出来ることは幸せなことですし、それこそが丸紅プロテックスの魅力だと思います。

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