私が所属するRM・管理課は、課長の他に総合職3名（掲載時点）が在籍しており、与信管理、安全保障貿易管理、案件審議、決裁関連業務、契約条件に関する法務面でのアドバイス、社内規程整備改廃、コンプライアンスやカントリーリスクの管理、株主総会や取締役会の事務局業務など、多岐にわたる業務を分担して行っています。例えば、当社がお客様と取引を行うには社内決裁を取得する必要があります。この決裁手続きの窓口を担当するのも当課の役割です。また、取引を行う上でその案件にはどのようなリスクが顕在または潜在するのか分析し、対応策の検討も行います。更には、輸出入に関する法令順守も徹底しなければなりません。その他にも、契約の履行中に想定外の状況が発生した場合には社内外の関係者との協議の場を補佐するなど、様々な役割を担っている部署です。当課には、毎日のように案件に対する色々な相談が届きますので、それぞれの担当が社内の専門家として営業部門を始め関係者に対し適切なアドバイスが出来るよう、常にたゆまぬ努力とチームワークを大切にして社内を全力でサポートしています。
近年ではVUCAの時代といわれ、当社の事業環境も大きく変化しつつあり将来の予測が難しい時代となっています。かかる状況下、当社が引き続き安定的に事業を進めて行く為にはリスクマネジメントの徹底が非常に重要です。取引内容が複雑で大掛かりなものになればなるほど、事前のチェック作業もまた複雑化していきます。当課のメンバーは国内外の情勢変化に対し常に敏感に対応するため、日頃の情報収集や勉強を欠かすことはできません。メンバーがそれぞれの専門性を活かして営業部門をサポートし、案件を受注できて契約履行が無事終了した時には、微力ながら貢献出来たという思いと達成感が得られます。
※同課の宮下 加奈（写真右）は法務・コンプライアンス面を中心に担当。男女問わず活躍できる職場です。
当社は親会社である丸紅株式会社で行っていたビジネスの一部を移管して実施している事業会社です。その為、各部署の業務内容も社員の経歴も様々で、幅広く多様なお取引先を有しております。こうした環境のもとで向上心を持ち、知見を深めようとすれば、ビジネスパーソンとして成長する機会はたくさんある職場だと思います。また福利厚生面や働き方に関する制度についても整備されてきており、安心して働ける会社だと感じています。